今回は、集団健診について考えてみたいと思います。
 事業者には年1回、労働者に対し健康診断を受けさせる義務があります(労働安全衛生法66条、同規則44条)。検査項目のうち、診断結果を巡ってトラブルになりやすいのが胸部X線検査です。
 職場や学校の定期健康診断では、場合によっては、鮮明度が低くロールフィルムに何百枚と巻かれたX線写真を、コマ送りにして短時間に読影しなければならないこともあるようで、正確な読影が困難なことが少なくないと言われています。

健診での肺癌見落としは裁判でどう判断される?の画像

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