今回から、裁判例の紹介をしたいと思います。裁判には、訴える人と訴えられる人がいますが、訴える人を「原告」、訴えられる人を「被告」と言います。医療訴訟だと、原告は患者側、被告は医療機関側となるのが通常です。裁判は3審制が採られています。まず、1審として地方裁判所で双方が争います。簡単な事件は簡易裁判所で争われることもありますが、医療訴訟は通常、地方裁判所です。判決が出されると、敗訴した当事者は、高等裁判所に不服申立て(控訴)をすることができ、その判決に敗訴した当事者は、さらに最高裁判所に不服申立て(上告)をすることができます。

輸血拒否の患者に緊急輸血の必要が生じたらの画像

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