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我慢にも限界が…院長を支え続けた看護師の抗議

2020/02/26
加藤 深雪(特定社会保険労務士)

イラスト:畠中 美幸

 関東地方にあるA内科は、A院長が総合病院を定年退職してから開業したクリニックで、開院から既に7年程度が経過。A院長は70歳を過ぎ、体力的にもきつくなってきたため、診察時間を短縮するなどしていた。

 自分に何かあっても後継ぎはおらず、職員をいつまで雇い続けられるか心許ない部分があるため、開院当初から勤めている常勤看護師1人を除き、全員パートスタッフで運営し、パートは有期雇用としている。パートスタッフは子育て中の主婦がほとんどで、扶養範囲内で働く者が6人在籍。週2~3日の出勤で半日ずつのシフトを組んでいる。開業当初は、複数人が同時期に辞めたり、看護師が見つからなかったりと、スタッフ確保には苦労をしたが、ここ2年くらいは定着して人間関係も良さそうなので、A院長は安心していた。

連載の紹介

院長を悩ます職員トラブル大研究
遅刻や無断欠勤を繰り返す、患者への態度が悪い、派閥を作って人間関係を悪化させる……。職員が引き起こす様々なトラブルに頭を悩ませている院長は少なくありません。この連載では、トラブル介入の経験豊富な社会保険労務士、コンサルタント、現場の事務長がリレー形式で実例を紹介し、効果的な対処法を伝授します。
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