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「即戦力」と期待の新人が3カ月で辞めた理由

2019/06/12
加藤 深雪(特定社会保険労務士)
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 東海地方のA整形外科クリニックでは、周辺の地域住民が高齢化していることもあり、開業以来、患者数が増え続けていた。院長にとっては喜ばしいことではあるが、患者の待ち時間が増えるとクレームになったり、職員の残業時間が増えるなど、マイナスの影響も出てくる。事実、待合室の「ご意見箱」には、「診療までの待ち時間が長過ぎる」とか「会計が遅い」といった苦情が寄せられ、職員の帰り時間がどんどん遅くなってきていた。
 職員は常にスピードを求められているようで、雰囲気がピリピリしてきて、院長は「何か手を打たなければ」と考えていた。当時の職員数は総勢6人で、常勤のリハビリ助手を1人増員することとし、早速求人広告を掲載した。

連載の紹介

院長を悩ます職員トラブル大研究
遅刻や無断欠勤を繰り返す、患者への態度が悪い、派閥を作って人間関係を悪化させる……。職員が引き起こす様々なトラブルに頭を悩ませている院長は少なくありません。この連載では、トラブル介入の経験豊富な社会保険労務士、コンサルタント、現場の事務長がリレー形式で実例を紹介し、効果的な対処法を伝授します。
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