東海地方のA整形外科クリニックでは、周辺の地域住民が高齢化していることもあり、開業以来、患者数が増え続けていた。院長にとっては喜ばしいことではあるが、患者の待ち時間が増えるとクレームになったり、職員の残業時間が増えるなど、マイナスの影響も出てくる。事実、待合室の「ご意見箱」には、「診療までの待ち時間が長過ぎる」とか「会計が遅い」といった苦情が寄せられ、職員の帰り時間がどんどん遅くなってきていた。
 職員は常にスピードを求められているようで、雰囲気がピリピリしてきて、院長は「何か手を打たなければ」と考えていた。当時の職員数は総勢6人で、常勤のリハビリ助手を1人増員することとし、早速求人広告を掲載した。

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