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休憩室から漏れ聞こえる話に院長が抱いた疑問

2019/03/13
齊藤 規子(吉岡経営センター)
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 交通の便が良い住宅地で6年前に開業し、内科・消化器内科を標榜するAクリニックは、院長と看護職員4人(うちパート職員2人)、事務・受付職員3人(うちパート職員2人)で運営している。週2日は夜間診療として19時30分まで外来を受け付けていることもあり、職員が長い時間一緒に過ごすことも多い。かつ、パート職員の割合も高いため、正職員とパートとの関係も含め、院長は職員同士の人間関係がぎくしゃくしないように心掛けてきた。
 院長は福利厚生にも積極的に取り組み、慰労を兼ねた食事会や職員旅行などを開催し、できるだけ職員同士のコミュニケーションが円滑になるように配慮してきたつもりだったが、少し気がかりなことがあった。ある日の休憩時間、スタッフルームにいる職員たちの会話がたまたま耳に入ったとき、事務唯一の正職員であるBの声しか聞こえてこないことに気付いたのだ。

連載の紹介

院長を悩ます職員トラブル大研究
遅刻や無断欠勤を繰り返す、患者への態度が悪い、派閥を作って人間関係を悪化させる……。職員が引き起こす様々なトラブルに頭を悩ませている院長は少なくありません。この連載では、トラブル介入の経験豊富な社会保険労務士、コンサルタント、現場の事務長がリレー形式で実例を紹介し、効果的な対処法を伝授します。
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