日経メディカルのロゴ画像

「有給取得ゼロ」の診療所が生まれ変わった理由

2019/02/13
加藤 深雪(特定社会保険労務士)
「有給取得ゼロ」の診療所が生まれ変わった理由の画像

 今回紹介するクリニックは北関東に立地し、A院長が30年近く経営してきた。開院した当時は周辺地域に若い世代の家族も多く、賑わっていたが、最近は大都市部に出ていく人が増えて、人口がめっきり少なくなってきた。
 それに伴い患者数も減少。自分の体力が衰えてきたこともあり、A院長は診療時間を減らし、スタッフ数も減らしてきた。ピーク時には看護師、事務職員を合わせ常勤5人、パート4人を雇っていたが、現在のスタッフ数は5人で、全て有期雇用のパート契約をしている。5人はいずれも近所に住む主婦。人間関係は良好で、それぞれの子どもの学校行事の際は、お互いに譲り合ってシフトを組んでくれている。A院長としては、自分のリタイアまで、このまま平穏に日々が過ぎていくものと思っていた。ところが昨春、看護師のB子が入職したことで、クリニックの運営に変化が生じた。

連載の紹介

院長を悩ます職員トラブル大研究
遅刻や無断欠勤を繰り返す、患者への態度が悪い、派閥を作って人間関係を悪化させる……。職員が引き起こす様々なトラブルに頭を悩ませている院長は少なくありません。この連載では、トラブル介入の経験豊富な社会保険労務士、コンサルタント、現場の事務長がリレー形式で実例を紹介し、効果的な対処法を伝授します。
忙しい先生の代わりに開業に必要なアレコレ集めました
『日経メディカル開業サポート』オープン!

「開業したいけど、何から手を付ければいい?」
「テナントではどんな物件があるの?」
「先輩開業医の経験談を聞きたい」今までこう思った経験はありませんか?
『日経メディカル開業サポート』では、開業までのスケジュールをセルフチェックできる「開業ToDoリスト」や、先輩開業医によるコラム、医師の開業意識調査結果など、これから開業される先生へ有益な情報満載でお届けしています。
また、物件探しや医療機器導入、会計・税務等、開業に関して適切なタイミングで適切なサポートを受けられる企業を厳選してご紹介しています。ご利用はすべて無料ですので、まずは一度サイトをご覧ください!

この記事を読んでいる人におすすめ