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解雇した職員から届いた250万円の支払い要求

2016/04/07
加藤 深雪(特定社会保険労務士)
解雇した職員から届いた250万円の支払い要求の画像

 東海地方のAクリニックは、耳鼻咽喉科を標榜する無床診療所。院長は開業当初、事務部門に目が行き届かず、薬品や材料の横領が行われたという苦い記憶があり、職員を基本的に信用しないというスタンスを取っていた。同クリニックには、正職員の看護師が1人とパート看護師が1人、臨床検査技師が1人、パート事務が3人在籍している。院長はなれ合いになることを懸念し、極力、職員との個人的な会話をしないようにしていて、カンファレンスや面談などを行ったことはなかった。

連載の紹介

院長を悩ます職員トラブル大研究
遅刻や無断欠勤を繰り返す、患者への態度が悪い、派閥を作って人間関係を悪化させる……。職員が引き起こす様々なトラブルに頭を悩ませている院長は少なくありません。この連載では、トラブル介入の経験豊富な社会保険労務士、コンサルタント、現場の事務長がリレー形式で実例を紹介し、効果的な対処法を伝授します。
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