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ファミリー・ホスピス(株)と横浜市立大学が共同研究を実施
「看取りの質」向上に向けデータサイエンス研究
シェアハウス型ホスピス住宅が横浜本牧にオープン

2021年11月8日にオープンする「ファミリー・ホスピス本牧ハウス」

 在宅ホスピス事業を手掛けるファミリー・ホスピス(株)(東京都千代田区)は、シェアハウス型ホスピス住宅「ファミリー・ホスピス本牧ハウス」(横浜市中区)を2021年11月8日に開設する。末期がん筋萎縮性側索硬化症ALS)等の神経難病など、重症度が高く医療的なケアが必要な患者を受け入れ、看取りまで行う。同社は既に同様のホスピス住宅を神奈川県と東京都内を中心に22カ所展開しており、本牧ハウスでは新たな取り組みとして、「看取りの質」の定量化を試みるデータサイエンス研究を横浜市立大学(横浜市金沢区)と共同で実施する。

 横浜市立大学データサイエンス研究科准教授の黒木淳氏が中心となり、看取りの質の定量化による組織管理手法の確立とケアの質向上を目標として、同施設の入居者を対象にデータの収集と分析を行う。具体的には看護記録のテキストの解析や、「EQ-5D」などQOL(quality of life)を測る既存の指標に基づいて入居者本人に質問を尋ね、データ化することなどを想定している。スタッフの離職率、従業員満足度といった経営指標との相関も考慮し、映像記録を基にしたAIによる感情の解析も視野に入れる。

連載の紹介

記者リポート
本コラムでは、記者などが独自に取材した医療・介護経営や業界動向に関するリポート記事、ヘルスケア業界のリーダーの先進的な取り組みなどを紹介します。

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