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病院経営改善に効く「1人事務長制度」って?
事務職に課題解決の役回りを与え、スキルアップにつなげる

 社会保障費の抑制や目まぐるしく見直される診療報酬体系など、病院を取り巻く環境は大きく変化している。そんな中、自院の課題の早期発見や解決の一翼を担う職種として、事務職に大きな期待がかかっている。総務や経理などの従来の業務にとどまらず、病院経営指標等の分析・活用、病床稼働率の向上策の検討、働き方改革の推進など、病院の経営戦略を下支えする役割が、これからの事務職に求められているわけだ。

 一方である病院の院長は、「体系立った教育システムがまだ確立されていないため、事務職の育成は手探りで行わざるを得ないのが現状だ」と明かす。さらに公立病院の場合、事務部門のリーダー的存在の職員は異動により数年で入れ替わるケースが多く、スキルがなかなか定着しづらい悩みもあるようだ。

連載の紹介

記者リポート
本コラムでは、記者などが独自に取材した医療・介護経営や業界動向に関するリポート記事、ヘルスケア業界のリーダーの先進的な取り組みなどを紹介します。

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