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看護師は予防接種がピークとなる10~12月に限りスポットで雇用
医療事務の採用は新卒・第二新卒、常勤が基本

2021/07/30
宮原孝和(みやはら耳鼻咽喉科)

 当院のスタッフの特徴は「常勤スタッフは全員医療事務」であることだ。看護師については、インフルエンザワクチンの予防接種がピークとなる10~12月の3カ月間に限り、スポットで雇用している。

 2006年に開業して以降、3年ほどは人件費が増大しないように心がけ、パートのスタッフが半数を占めていた。だが、2010年に医療事務の専門学校の卒業生を新卒で採用し、吸収力の高さと他の医療機関の“くせ”がついていない良さを実感してからは、常勤・新卒を採用する方針を取っている。

 もっとも、新卒採用ではアパレルなどの他業種や人材派遣会社も競合相手になる。医療系を志望する学生も、残業が少ない歯科医療機関や調剤薬局に流れがちだ。少子化の影響もあり競争が激しくなり、優秀な人材の確保が年々難しくなっていることから、2017年からは卒後数年程度の「第二新卒」の採用にも力を入れている。現在はパートのスタッフを含め、スタッフは15人まで増えた。

著者プロフィール

みやはら たかかず氏●1993年高知医科大学医学部卒業。医療法人聖真会・渭南病院、高知市立市民病院(現・高知医療センター)、岡山済生会総合病院などを経て、2006年岡山市南区にみやはら耳鼻咽喉科を開業。2007年に医療法人南輝を設立、理事長に就任。医療・介護の経営情報誌『日経ヘルスケア』にて「宮原院長の実践! 新クリニック経営術」を連載中。

連載の紹介

宮原孝和の「“最強”のクリニックをつくるエッセンス」
2006年の開業以来、年平均成長率10%超の収益を上げ続け、クリニック経営に逆風が吹いた2020年にも年間診療報酬点数は過去最高を更新したみやはら耳鼻咽喉科(岡山市南区)。その院長である宮原孝和氏が日々実践しているオペレーションや増患・マーケティング策など、強いクリニックをつくるためのエッセンスを紹介します。

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