日経メディカルのロゴ画像

 適時調査とは、施設基準を届け出た保険医療機関について、地方厚生局の担当官が現地に赴き、基本診療料や特掲診療料の各要件を適切に満たしているかを確認する調査のこと。現地での調査は当面の間、医科(病院)のみを対象にしている。要件を満たしていないと判断されれば、診療報酬の返還などが求められる。

 従来は都道府県で運用に差があったが、2016年度以降は厚生労働省が定めた全国統一の実施要領に沿って調査が行われるようになった。要綱によると調査は原則年1回、届け出の受理から6カ月以内に実施するが、当面は対象医療機関が300施設以上の都道府県では3年に1回、150~299施設では2年に1回の実施を目安としている。2018年度調査の返還金額は49億3272万円(調査対象は計3636施設)。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、緊急の場合を除き中止とされた。

連載の紹介

ヘルスケア・キーワード解説
医療・介護業界では専門的な用語が使われることが少なくありません。初心者が医療・介護関連の記事を読み進める上で押さえておきたいキーワードを、日経ヘルスケア編集部が解説します。

この記事を読んでいる人におすすめ