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突合・縦覧点検でレセプト査定された2事例

2021/11/16
長面川 さより(ウォームハーツ)

 深秋の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。新型コロナウイルス感染症の流行が始まって以来、受診抑制の影響などにより収入面で多大な影響を受けた医療機関も多いことと思います。このような状況の中、収支改善に向けた取り組みが一層求められており、毎月のレセプト査定による減収や、返戻に伴う入金の遅れを極力避けることが重要になっています。

 近年、同一医療機関のレセプトを複数月にわたって点検する「縦覧点検」や、他の医療機関などのレセプトと突き合わせる「突合(横覧)点検」により査定となる事例が増えています。これまでも取り上げてきましたが、今回改めて実例を紹介し、ポイントを解説したいと思います。

著者プロフィール

長面川さより(医療情報科学研究所、ウォームハーツ代表取締役)●なめかわ さより氏。昭和大学病院医事課を退職後、1999年に独立。診療報酬請求実務のほか、レセプトの分析に基づく経営コンサルティングなどを手掛けている。埼玉女子短期大学客員准教授、東京大学病院保険診療指導顧問などを務める。

連載の紹介

あのレセプトが削られたわけ
ルール通りに診療報酬請求を行ったはずなのに、レセプトを査定されたり返戻されて納得できない——。そんな経験を持つ方は多いのではないでしょうか。本連載では、診療報酬請求の実務や審査の実情に詳しい長面川さより氏が、事例を基に、査定・返戻の傾向と対策を解説します。
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