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当日朝の有給申請、どう対応していますか?

2021/06/04
溝口 哲弘(溝口ファミリークリニック)

 当院では、診療所の開業を検討している医師向けの「実地研修」を実施しており、診療所運営に関する様々な質問が寄せられます。以前の連載では、「診療時間の設定」に関する質問と、自分なりの答えを示しました(こちら)。今回は、実地研修で寄せられた職員の有給休暇取得に関する質問への答えを述べてみたいと思います。

 質問内容は「体調不良などで当日朝に有給休暇取得を申し出てきた場合、(欠勤扱いではなく)有給として認めていますか?」というものでした。急に休まれると、他のスタッフたちの仕事にしわ寄せが来て、ミスが誘発されやすくなるリスクもあります。自身が開業後に、そうした職員が出てきた場合、他のスタッフから不満の声が上がることが予測され、どう対処すべきか知っておきたいとのことでした。また、「当日申請を認めるとして、その場合は当月の精勤手当を支給しない形にしても大丈夫でしょうか」とも聞かれました。

 有給休暇に関しては、「申請は取得の原則〇日前までとする」といったルールを設けているケースが多いのではないかと思います。そうしたルールがあるにもかかわらず、急病などで当日に申請してきた場合に、有給休暇として認めるかという話です。

著者プロフィール

溝口 哲弘(溝口ファミリークリニック[静岡県袋井市]院長)●みぞぐち あきひろ氏。1976年生。浜松医科大学卒。同大第一内科、基幹病院を経て2013年開院。総合内科専門医・神経内科専門医。基幹病院とのセミナー共催、「Clinic Management Association」設立など、医療を通じた社会貢献を目指す。

連載の紹介

診療所マネジメント実践記
診療所のマネジメント手法をいざ現場で実践しようとしても、思うようにいかないことも多々あります。本連載では、2013年に開業した溝口哲弘氏が試行錯誤しながら取り組んできたマネジメントの内容や成果、課題のほか、自身が設立した診療所経営の勉強会の活動内容などを報告します。
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