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どうする? コロナ下での職員向けイベント

2020/10/13
溝口 哲弘(溝口ファミリークリニック)

 皆さん、こんにちは。今年の春から新型コロナウイルス感染症COVID-19)が流行し、読者の方々の職場でも、職員同士の会食などの機会が激減しているのではないでしょうか。チームを作り上げるためには時間・体験の共有が必要ですが、院内でのイベントに関して、新型コロナの流行前に推奨されていたことが、“ウィズコロナ”と言われる現状ではなかなか実施できないことも多いと思います。

 一般の方々は、小規模な宴会などを開く機会が増えているようですが、時々クラスターが発生したりしていて、なかなか開催に踏み切りにくいところです。当院が主催するマネジメントの勉強会CMAの会員(診療所院長など)の中で、職場の宴会を再開している人はいません。当院では新入スタッフの歓迎会もオンラインで行っています。ただ、Zoomでの歓迎会は、それなりに楽しめるものの、やはり画面を通じてのコミュニケーションは、なかなか慣れないものがありますね。

 今年は、全国的に花火大会などが中止になったりして、当院のスタッフからは、本人や家族が夏の様々なイベントに参加できず残念だったという声を多く聞きました。当院の行事として毎年行ってきたBBQが中止となったこともあり、今年は、職員とその家族向けに、風通しの良い屋外で夏祭りを行うことにしました。

 当日は輪投げ、千本釣り(たくさんの紐の中から1本を選んで引き、中が見えない箱の中から景品を引っ張り出す遊びです)、ヨーヨーすくいなどを行い、スタッフと家族分のテイクアウトの食事を用意しておいて終了時に渡しました。お母さんスタッフが多い職場なので、イベントの後に帰宅してからご飯を作る手間を省くのが目的です。テイクアウトは地域のお店を活用したので、コロナ下でお客さんが減っている飲食店の支援にもなりました。

著者プロフィール

溝口 哲弘(溝口ファミリークリニック[静岡県袋井市]院長)●みぞぐち あきひろ氏。1976年生。浜松医科大学卒。同大第一内科、基幹病院を経て2013年開院。総合内科専門医・神経内科専門医。基幹病院とのセミナー共催、「Clinic Management Association」設立など、医療を通じた社会貢献を目指す。

連載の紹介

診療所マネジメント実践記
診療所のマネジメント手法をいざ現場で実践しようとしても、思うようにいかないことも多々あります。本連載では、2013年に開業した溝口哲弘氏が試行錯誤しながら取り組んできたマネジメントの内容や成果、課題のほか、自身が設立した診療所経営の勉強会の活動内容などを報告します。
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