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片付けのプロに頼んだ院内整頓、思わぬ効用が!

2020/09/23
溝口 哲弘(溝口ファミリークリニック)

 皆さん、こんにちは。今回は「片付け」のお話です。

 僕が最後に勤務医をしていた病院では「5S」(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)活動が盛んで、海外から見学に来るほどでした。医療安全や業務効率化のために5Sは非常に有効な手段だと思います。ただ、物事には段階というものがあり、当院のような小規模な診療所で最初から大病院レベルの5S活動をすることは難しいでしょう。一番の問題点は、僕自身が片付けが得意ではなく、率先垂範できないこと。まぁ、当院では導入は無理だろうなと思っていました。

 ところが、開院からしばらくたったある日、休みの日に院内の機材を使う必要が生じたのに、置いてある場所が分からないという事態が起こりました。もともとあった場所から、スタッフが使いやすい場所に移動していたのです。

 また、物品が整理整頓されていないため、何がどこにあるか分からず、新人は物の在りかを知る先輩スタッフにいちいち場所を教えてもらう必要があり、患者さんの処置などの介助や電話対応などで先輩が忙しそうなときには声を掛けにくく、しばらく待つという非効率も生じていました。物が散らかっている状況が続くと注意散漫にもなりやすいため、まずは片付けに着手する必要があると思いました。

著者プロフィール

溝口 哲弘(溝口ファミリークリニック[静岡県袋井市]院長)●みぞぐち あきひろ氏。1976年生。浜松医科大学卒。同大第一内科、基幹病院を経て2013年開院。総合内科専門医・神経内科専門医。基幹病院とのセミナー共催、「Clinic Management Association」設立など、医療を通じた社会貢献を目指す。

連載の紹介

診療所マネジメント実践記
診療所のマネジメント手法をいざ現場で実践しようとしても、思うようにいかないことも多々あります。本連載では、2013年に開業した溝口哲弘氏が試行錯誤しながら取り組んできたマネジメントの内容や成果、課題のほか、自身が設立した診療所経営の勉強会の活動内容などを報告します。
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