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患者の何気ない質問に隠された業務改善のヒント

2019/12/12
溝口 哲弘(溝口ファミリークリニック)

 皆さん、こんにちは。先日、当院が主催するマネジメントの勉強会(CMA)の会員から、クリニック業務改善に取り組みたいのだけれども、何から取り組めばよいかという相談がありました。

 クリニック運営の解説書などによく書いてあるのは、患者さんやスタッフに対してアンケートを行い、その結果に基づいた改善をするというもの。このやり方の利点は、直接患者さんから改善点を聞き出せること、自分たちにない視点から提案を受けられることです。欠点としては、遠慮して意見を書かない人が出てくることが挙げられます。また、「改善点を挙げてください」という質問に対し、一方的に非難するだけの回答が寄せられ、スタッフのやる気を下げてしまう恐れもあります。

著者プロフィール

溝口 哲弘(溝口ファミリークリニック[静岡県袋井市]院長)●みぞぐち あきひろ氏。1976年生。浜松医科大学卒。同大第一内科、基幹病院を経て2013年開院。総合内科専門医・神経内科専門医。基幹病院とのセミナー共催、「Clinic Management Association」設立など、医療を通じた社会貢献を目指す。

連載の紹介

診療所マネジメント実践記
診療所のマネジメント手法をいざ現場で実践しようとしても、思うようにいかないことも多々あります。本連載では、2013年に開業した溝口哲弘氏が試行錯誤しながら取り組んできたマネジメントの内容や成果、課題のほか、自身が設立した診療所経営の勉強会の活動内容などを報告します。
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