患者さんやご家族がマスクを持っていない場合の対応は様々で、病院であれば自販機で販売しているところもあれば、受付やナースステーションなどで無料配布しているところもあります。スタッフが以前働いていた総合病院では、マスクを有料扱いとしていたそうです。
 当院では開院時から、咳がひどい人にマスクを無料で渡していたのですが、気になるときだけ渡していたこともあり、渡す人と渡さない人がいるという「不平等」が生じていました。また、咳をしていないけれどマスクが欲しいというニーズに応えられていなかったかもしれません。受益者負担の観点からマスク代を請求する選択肢もありますが、経理面での事務作業の手間が増える問題が出てきます。その中で思いついたのが、「良心市」の仕組みを取り入れることでした。

職員の意見がきっかけで始めた「マスク募金」の画像

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