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職員の意見がきっかけで始めた「マスク募金」

2019/04/18
溝口 哲弘(溝口ファミリークリニック)
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 患者さんやご家族がマスクを持っていない場合の対応は様々で、病院であれば自販機で販売しているところもあれば、受付やナースステーションなどで無料配布しているところもあります。スタッフが以前働いていた総合病院では、マスクを有料扱いとしていたそうです。
 当院では開院時から、咳がひどい人にマスクを無料で渡していたのですが、気になるときだけ渡していたこともあり、渡す人と渡さない人がいるという「不平等」が生じていました。また、咳をしていないけれどマスクが欲しいというニーズに応えられていなかったかもしれません。受益者負担の観点からマスク代を請求する選択肢もありますが、経理面での事務作業の手間が増える問題が出てきます。その中で思いついたのが、「良心市」の仕組みを取り入れることでした。

著者プロフィール

溝口 哲弘(溝口ファミリークリニック[静岡県袋井市]院長)●みぞぐち あきひろ氏。1976年生。浜松医科大学卒。同大第一内科、基幹病院を経て2013年開院。総合内科専門医・神経内科専門医。基幹病院とのセミナー共催、「Clinic Management Association」設立など、医療を通じた社会貢献を目指す。

連載の紹介

診療所マネジメント実践記
診療所のマネジメント手法をいざ現場で実践しようとしても、思うようにいかないことも多々あります。本連載では、2013年に開業した溝口哲弘氏が試行錯誤しながら取り組んできたマネジメントの内容や成果、課題のほか、自身が設立した診療所経営の勉強会の活動内容などを報告します。
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