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「患者様とは呼ばない宣言」をHPに掲げた理由

2018/04/02
溝口 哲弘(溝口ファミリークリニック)
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 皆さん、こんにちは。読者の方々が勤務されている医療機関では、患者さんのことを「患者様」と呼んでいますか? それとも「患者さん」でしょうか。名前は鈴木さん、鈴木様どちらで呼んでいますか。
 当院は、気軽に受診できて気軽に相談できることを1つの存在価値としている「ファミリークリニック」。周りが田んぼだらけの田舎のクリニックです。そういう地域特性もあって、「患者さん」「鈴木さん」と呼んでいます。
 この呼称については様々な考え方がありますが、僕自身は「患う者」という、誰もなりたくもない患者という言葉に様を付けることに違和感を抱いてきました。そのため、クリニックのサイト上で「患者様とは呼びません宣言」をして、院内は「さん付け」で統一しています。 「様」を使わないもう1つの理由は、患者さんを「様付け」で呼ぶことで、対等なパートナーであるはずの医療スタッフと患者さんとの関係性に微妙な影響を与える恐れがあると考えるからです。

著者プロフィール

溝口 哲弘(溝口ファミリークリニック[静岡県袋井市]院長)●みぞぐち あきひろ氏。1976年生。浜松医科大学卒。同大第一内科、基幹病院を経て2013年開院。総合内科専門医・神経内科専門医。基幹病院とのセミナー共催、「Clinic Management Association」設立など、医療を通じた社会貢献を目指す。

連載の紹介

診療所マネジメント実践記
診療所のマネジメント手法をいざ現場で実践しようとしても、思うようにいかないことも多々あります。本連載では、2013年に開業した溝口哲弘氏が試行錯誤しながら取り組んできたマネジメントの内容や成果、課題のほか、自身が設立した診療所経営の勉強会の活動内容などを報告します。
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