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受付や待合室でのスタッフの会話が元で裁判に

2022/02/09
桑原 博道 田村 孔(仁邦法律事務所)

 2022年4月1日から、改正された個人情報保護法が施行されます。その詳細については今回は触れませんが、事業者(医療機関を含む)が保有する個人データの開示方法について、電磁的記録の提供を含め本人が指示できるようにする(この方法による開示が困難である場合を除く)など、様々な改正内容が盛り込まれました。

 こうした動きもあり、市民のプライバシーに関する意識は高まっています。医療機関でも、例えば、スタッフが待合室で患者と診療内容に関わる話をしたり、診療スペースの外で患者のうわさ話をしたりすることでトラブルになることも、十分にあり得ます。そこで今回は、こうしたトラブルに関する裁判例を紹介し、そこから得られる教訓についてお伝えしたいと思います。

連載の紹介

日常診療に生かす医療訴訟の教訓
患者とのトラブルで頭を悩ませないようにするためには、日々の診療で紛争予防を意識した対応をしておくことが欠かせません。本連載では、医療機関側の弁護活動を行う仁邦法律事務所(東京都港区、桑原博道所長)の弁護士が、実際の裁判例も参照しつつポイントを解説します。

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