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禁忌、適応外処方をしたら医療訴訟で敗訴する?

2021/06/09
桑原 博道 田村 孔(仁邦法律事務所)

 医療現場では、添付文書上は禁忌となっている医薬品を投与したり、禁忌とはいえないまでも適応外とされている医薬品を投与することもあると思います。また、医薬品の投与以外でも、例えば医療材料の使用でも、同様のことがあるかもしれません。

 では、こうした投与や使用後に、患者が死亡したり後遺障害を負ったりして、医療裁判になった場合、添付文書の記載に違反した投与・使用であり過失があるとして、医療者側は敗訴するのでしょうか。3つの裁判例を基に解説したいと思います。

連載の紹介

日常診療に生かす医療訴訟の教訓
患者とのトラブルで頭を悩ませないようにするためには、日々の診療で紛争予防を意識した対応をしておくことが欠かせません。本連載では、医療機関側の弁護活動を行う仁邦法律事務所(東京都港区、桑原博道所長)の弁護士が、実際の裁判例も参照しつつポイントを解説します。

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