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誤嚥による窒息、勝訴・敗訴例の違いはどこに?

2020/02/12
桑原 博道 淺野 陽介(仁邦法律事務所)

 「病院で出したもので父が誤嚥して、窒息したわけですよね。なぜ、誤嚥するようなものを出したんですか。看護師がそばで見てなかったんですか? すぐに気付いて先生を呼んで、取ってくれれば助かったんじゃないですか」──そんなことを家族に言われたとします。誤嚥による窒息事例です。特別養護⽼⼈ホームにおいて、ドーナツを⾷べていて意識を消失し、その後に死亡したことで准看護師が業務上過失致死罪に問われた事件も話題になっています(死因が窒息かどうかは争いあり。関連記事参照)。こうした場合、医療訴訟では法的責任が認められるのでしょうか? 参考になる裁判例を3つ紹介します。

連載の紹介

日常診療に生かす医療訴訟の教訓
患者とのトラブルで頭を悩ませないようにするためには、日々の診療で紛争予防を意識した対応をしておくことが欠かせません。本連載では、医療機関側の弁護活動を行う仁邦法律事務所(東京都港区、桑原博道所長)の弁護士が、実際の裁判例も参照しつつポイントを解説します。

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