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赤字病院に2つの共通項、再生へのアプローチは

2020/12/23
井内 徹(ナレッジハンズ)

※写真はイメージです

 「病院再生」は、私たちの大事な仕事の1つです。再生後のフォローを行っている病院も含めると、現在、数十件の病院に関わっています。ざっくり言うと、3分の2近くが数年間の改善活動の末、黒字化を果たし、その後もフォローしている病院です。

 フォローの際、予算と実績の管理はもとより、DPCや部門管理のデータを分析したり、定期的に現場ヒアリングを行いながら、再度赤字に陥ることがないようチェックします。また、黒字になっても、職員の定着率が悪い状況が続いていたり、管理職の育成や人事考課制度の問題などが残っていることが多く、「人事」の課題に関与することもあります。

著者プロフィール

いうち とおる氏●2000年一橋大学経済学部卒。外資系コンサルティング会社、三菱商事が出資する(株)ライフタイムパートナーズを経て社会医療法人の本部長に就任し、新規事業立ち上げ、経営改善を進める。2010年(株)ナレッジハンズを設立し、病院経営支援、介護事業所運営、採用関連サイト「リケジョカフェ」「ドクターズプラス」の運営などを行う。全日本病院協会広報委員会委員。

連載の紹介

実録・現場視点の病院経営カイゼン
病院運営の改善に向けた手法には様々なものがありますが、ともすれば机上の空論に陥りがち。本連載では、社会医療法人の本部長を務めた経験を持ち、コンサルティングにおいて何よりも「現場視点」を重視している著者が、実例を基に改善の進め方を紹介します。

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