前回に続き、私立大学の医学部受験のことを振り返ってみたいと思います。
我が家の一番上の子Aは、自分が国公立志望であった上、一期校・二期校世代である父親の「国公立崇拝」の影響もあり、現役時代、私立は自治医大のみを受験しました。結果は……撃沈です。
浪人後、父親が「ここなら私学を受験してもよい」として許可を出したのが、「慶應大、東京慈恵医大、自治医大」の3校。メンタルが限界に達したAにこれ以上の浪人は無理と、私から父親に直談判したにも関わらず、本人の実力を無視して名前だけで選んだという、あまりに無謀な話でした。
それでも、「受からないと分かっていて受験するのは時間の無駄で、国公立の2次試験にも影響してしまう」と、何とか夫を説得し、「順天堂大、大阪医大、自治医大」を受けましたが、これも難易度の高い学校ばかり。
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著者プロフィール
トホホ母●学生時代はバブル景気に沸く東京で暮らし、今は地方都市在住。一番上の子Aは一浪して合格、2番目の子Bはセンター試験で撃沈するも二次試験で逆転し現役合格。末っ子Cは一浪し理工系学部に入学した後、紆余曲折を経て医学部を再受験した。

連載の紹介
医学部受験生母のトホホ合格体験記
医学部に進学した3人の子どもを持つ母親による合格体験記。センター試験に滅法弱い、模試ではD、E判定、予備校では親が呼び出しを食らう……など、冷や冷やさせられっぱなしで、本人いわく「心労による激やせと激太りを繰り返した」日々を振り返っていただきます。
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