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事業計画に不安があればこの質問をしてみよう

2019/12/27
二上 吉男(株式会社ずのお)

イラスト:竹田 匡志

 診療所を開業準備中の医師から「事業計画を作成してもらったが、よく分からないので教えてほしい」という依頼を受けることがあります。

 開業をサポートするコンサルタントや医薬品卸などに事業計画を作ってもらったものの、それぞれの項目や数字がどのような意味を持っているのか、今ひとつ理解できず、その計画を基に自分が開業しても大丈夫なのか不安があるというのです。

 事業計画を作成する場合、会計、税務、財務の知識が必要になります。また、開業時だけでなく開業後の医院経営をサポートしているなど、開業後の経営をよく知っている方でないと、予測に基づく開業前の事業計画と開業後の医院経営の実態、特に収入に関する数字に大きな違いが生じてしまうかもしれません。

 事業計画の内容に疑問や不安があれば、作成、持参した方に遠慮なく質問し、納得した上で開業準備を進めることが大切です。以下に、事業計画の作成者に質問しておきたい5つの事項を挙げました。筆者が考えるポイントも付記しておきますので、参考にしていただければと思います。

著者プロフィール

二上 吉男(株式会社ずのお代表取締役)●ふたがみ よしお氏。1978年慶應義塾大法学部卒業。上田公認会計士事務所勤務を経て1991年に(株)ずのお(大阪市中央区)開設。診療所の開業・運営コンサルティングを手掛け、これまで350件以上の診療所開業を支援してきた。

連載の紹介

その開業、本当に大丈夫ですか?
診療所の開業までには様々な工程があり、その都度、的確な判断が求められますが、「果たしてそれでよいのか…」と迷う局面も少なくありません。本連載では、医業経営コンサルタントの二上吉男氏が、医師からよく質問される事柄を中心に、開業準備の考え方や具体的な手法を紹介します。
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