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開業時の投資額の決定(前編)
開業が1カ月遅れる誤算、背景に業者選定の問題

2019/10/08
二上 吉男(株式会社ずのお)
開業が1カ月遅れる誤算、背景に業者選定の問題の画像

 診療所の開業で、投資額をどの程度に設定するかは、医師の経営理念(地域医療にどのように関わっていくのか)や診療方針(理念を実現するために、どのような患者属性をターゲットとして何をするのか)によって変わってきます。資金計画表を作成してみて、投資額が調達可能額を上回るようであれば、投資額の圧縮を検討する必要があります。特に、医療機器の購入予定額が調達額をオーバーしてしまえば、金利が高いノンバンクや、返済年数が短期のリースを利用する必要が生じるため、投資額を慎重に判断することが不可欠です。そこで今回は、主な項目別に、投資額の決定に関する基本的な事柄と、投資を抑制するためのポイントを見ていくことにします。

著者プロフィール

二上 吉男(株式会社ずのお代表取締役)●ふたがみ よしお氏。1978年慶應義塾大法学部卒業。上田公認会計士事務所勤務を経て1991年に(株)ずのお(大阪市中央区)開設。診療所の開業・運営コンサルティングを手掛け、これまで350件以上の診療所開業を支援してきた。

連載の紹介

その開業、本当に大丈夫ですか?
診療所の開業までには様々な工程があり、その都度、的確な判断が求められますが、「果たしてそれでよいのか…」と迷う局面も少なくありません。本連載では、医業経営コンサルタントの二上吉男氏が、医師からよく質問される事柄を中心に、開業準備の考え方や具体的な手法を紹介します。
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