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息子を呼び戻した親が院長職を譲らないわけ

2018/08/01
二上 吉男(株式会社ずのお)
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「地方在住のA医師が、将来の事業承継に向け親の診療所に戻って勤務医として働いているが、何か悩みがあるようなので相談に乗ってもらえないか」――。ある時、筆者の知人からこんな連絡がありました。筆者が快諾したところ、数日後、A医師ご本人からメールが届きました。「まだしばらくは勤務先の病院で経験を積みたかったのですが、診療所を継ぐのであれば早めに戻ってくるように親父に言われ、2年前から親の診療所で勤務医として働いていまして……」。A医師は、こう切り出しました。そして、「2年経過しても院長の交代時期が明確になりませんし、経営はどんぶり勘定。長年親が雇用しているスタッフは、親には従うが、自分が注意しても全く聞こうとしないんです」と不満の内容を明かしてくれました。

著者プロフィール

二上 吉男(株式会社ずのお代表取締役)●ふたがみ よしお氏。1978年慶應義塾大法学部卒業。上田公認会計士事務所勤務を経て1991年に(株)ずのお(大阪市中央区)開設。診療所の開業・運営コンサルティングを手掛け、これまで350件以上の診療所開業を支援してきた。

連載の紹介

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