このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

アンジオテンシン受容体拮抗薬の投与が抗PD-1(L1)抗体の効果を高める可能性【ENA2020】

アンジオテンシン受容体拮抗薬の投与が抗PD-1(L1)抗体の効果を高める可能性【ENA2020】の画像

 アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)の投与が抗PD-1(L1)抗体の効果を高めている可能性が明らかとなった。特に膀胱癌で効果が強いことが示唆された。抗PD-1(L1)抗体をベースにした治療法の臨床試験に参加した患者のデータを後ろ向きに解析した結果、明らかとなった。

 10月24日と25日にWEB上で開催された 32th EORTC-NCI-AACR Symposium on Molecular Targets and Cancer Therapeutics(ENA2020)で、米国立衛生研究所(NIH)のJ.Strauss氏が発表した。

 アンジオテンシンIIは、受容体サブタイプのうちAT1受容体に結合してTGF-βとVEGFの発現を高めること、AT2受容体に結合してTGF-βとVEGFの発現を抑えることが前臨床試験で示されている。ARBは、アンジオテンシンII受容体サブタイプのうちAT1受容体を選択的に阻害する。一方、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬は、AT1受容体とAT2受容体の両方に作用する。これらのことから、ARBとACE阻害薬の抗腫瘍効果への影響を評価した。

 研究グループは、NIHで行われた抗PD-1(L1)抗体±α(TKI、抗CTLA-4抗体など)療法の試験に参加した597人において、ARBを投

この記事を友達に伝える印刷用ページ