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学んだことを錆びつかせないプログラム 研修医の今のニーズに合わせ強化続ける
総合病院国保旭中央病院

2012/10/09
高島 三幸=フリーライター

インタビュアーの松本さんと院長の吉田先生

松本紘太郎さん(以下松本) 旭中央病院の特徴と理念を教えてください。

吉田象二先生(以下吉田) 旭中央病院は日本における代表的な自治体病院です。ここは市民病院としての役割と、千葉県東部から茨城県南部を含む半径30キロ・診療圏人口100万人を抱える地域中核病院としての役割、そして医師を育てる教育研修病院としての役割の3つを担っています。

 24時間対応の救命救急センターをはじめ、周産期医療センター、リハビリセンター、単一施設としては国内でも最大級の人口透析センター、こころの医療センターなど、地域医療のかなめとなる様々な施設に加え、老人保健施設、特別養護老人ホームも併設しています。現在の病床数は989、職員数は約2,000人で、うち医師は240 人、看護師は840 人にのぼります。

 旭中央病院の臨床研修の歴史は古く、1981年に厚生省の研修指定病院となりました。地域医療を発展させるには、やはり自ら医師を育てる必要があったからです。また、研修医を受け入れ始めた当初からスーパーローテート方式を取り入れてきました。ここは地方の病院ですから、「自分は呼吸器専門だからそれ以外は診ない」とか、「内科専門だから外科は診ない」というのでは、現場が回らなかったんですね。


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