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じっくり型ローテーションで基本を学び 月6回の当直で病名導く段取りを体得
聖隷浜松病院

2011/08/30
高島 三幸=フリーライター

臨床研修責任者の清水貴子先生と、インタビュアの梶有貴さん Photo:Hidekazu Ueno

聖隷浜松病院の初期研修の特徴を教えてください。

清水 当院の研修プログラムは、新医師臨床研修の基本3原則(「人格の涵養」「基本的な診療能力の修得」「研修に専念できる収入を含めての環境整備」)をどうしたら達成できるかを考えて作りました。

 将来どんな医師を目指すにしても、まずは基本的な手技や知識、そして医師としての姿勢をきちんと身につける必要がありますが、それをじっくり学べるのが研修期間だと思うからです。そのために当院では1つの科に1カ月~4カ月在籍し、腰を落ち着けて学べるようにしています。

 特に重点を置いているのは、総合診療内科や救急科におけるプライマリ・ケアのトレーニングです。1年次には総合診療内科を4カ月、循環器科、救急科、小児科、麻酔科を2カ月ずつ、これらと並行して成人および小児の全身管理なども学びます。

 2年次は、外科が3カ月、整形外科、産婦人科、精神科、地域医療、総合診療内科、救急科を1カ月ずつ、残りの3カ月は選択制とし、より実践的な経験を積みます。外科研修には整形外科を取り入れ、救急外来に多い外傷症例も学べるようにしています。

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