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第9回
中毒は疑うことがまず大事

2014/10/23
片山皓太(筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター水戸協同病院)

 この連載では、症例に関する研修医と学生の対話を通して、電解質や酸塩基平衡のマネジメントに関する重要ポイントを紹介していきます。当院を見学中の医学生が研修医と『酸・塩基・電解質』についてディスカッションしています。酸素吸入しても酸素飽和度(O2Hb)が上がらない病気ってなんでしょう?

研修医:「今からめまいの人が運ばれてくるらしいから、よろしくね」

医学生:「了解です。まずは意識レベルの確認、バイタルチェック、全身状態が安定していれば、病歴と身体所見をしっかり聞いて鑑別を進めていいっすよね?」

研修医:「慣れてきたねぇ。じゃあ、一通りキチンと評価してもらおうか!それと酸素吸入しているらしいから、血液ガス取っておいてね」

著者プロフィール

筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター 水戸協同病院 初期研修医有志が、リレー形式で執筆します。監修は、臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄副センター長・筑波大学客員教授の徳田安春氏です。

連載の紹介

酸・塩基・電解質マネジメント
学生の頃は敬遠していた酸塩基平衡と電解質。しかし研修医となった今、担当患者さんで毎日のように問題になるのも、酸塩基平衡と電解質だった…。見学や実習で訪れる医学生達と、実際の症例を教材に酸・塩基・電解質マネジメントを学んでいきます。
〜これだけは押さえておこう〜
『レジデントのための小児診療キーポイント』

 若手医師やレジデントを対象に、小児科診療にあたってキーポイントとなる、最低限知っておくべき要点をまとめた。前半はよくみる症状別、後半は見逃すと重大な結果を招く疾患別に解説し、臨床に直結した内容となっている。平易な文章とイラストで、診療のエッセンスがやさしく身につけられる1冊。吉林宗夫・米倉竹夫 編集。発行日・2008年6月24日、定価 3990円。

この連載のバックナンバー

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