※この記事は「臨床研修プラクティス」(文光堂)2008年12月号の特集を転載したものです。
物忘れと言えば側頭葉内側部に存在する海馬の萎縮が連想される。しかし、海馬の構造は複雑で全貌を理解することはなかなか難しく、通常のMRIではなんとなくこのあたりとしか理解されていないことが多い。また、海馬は記憶においてきわめて重要な機能を有していることは確かである。しかし、海馬は近接する海馬傍回や扁桃体などと密接な神経連絡を介して機能していて、海馬単独での役割は明らかではない。また、海馬を必要としてないタイプの記憶もある。
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