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臨床研修プラクティス:抗菌薬をマスターする

ミニレクチャー:表を自分で作ってみよう
─スペクトラム、用量・用法の理解のために─

2015/04/30
馬場尚志(名古屋大学医学部附属病院難治感染症部)

 ※この記事は「臨床研修プラクティス」(文光堂)2008年10月号の特集を転載したものです。

■「抗菌薬のスペクトラムを“幅”だけで覚えてはダメ!!」

 抗菌薬のスペクトラムを幅、つまり“狭い”“広い”だけで覚えていませんか?それでは抗菌薬を正しく使うための知識にはなりません。是非、一度スペクトラム表を書いてみましょう。

1.表の作成方法
 まず縦に抗菌薬の種類を、横に代表的な菌種を並べていきます(表1)。それを、「通常効果が期待できるもの(感受性率70%以上)」、「期待できないものや全く効果がないもの(感受性率30%以下)」、「その中間のもの(感受性率30~70%もしくは一部の感染症でのみ効果あり)」、のように3色に塗り分けます(表1)。もちろん、色を塗るのではなく、「○、×、△」や「+、-、±」で表記してもOKです。

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