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臨床研修プラクティス:病院当直でこんな症状を訴えられたら

頭が痛い(前編)

2014/08/28
宇高不可思(住友病院神経内科)、織田雅也(微風会ビハーラ花の里病院神経内科)

 ※この記事は「臨床研修プラクティス」(文光堂)2008年6月号の特集を転載したものです。

1)頭痛の訴えに対しては、二次性頭痛の除外が重要である。
2)二次性頭痛を疑うべき内容として、急性発症、いつもと様子が異なる・過去に経験したことのない症状、基礎疾患の存在などが挙げられる。
3)項部硬直、局所神経症候の有無などの評価が重要である。
4)必要に応じて頭部CTで頭部疾患の精査を行う。


■はじめに
 当直の時間帯に頭痛を訴える患者を診療する際、十分な頭部精密検査を実施することは困難なことが多い。しかし、直ちに処置を要する「危険な頭痛」であるか、対症療法で様子観察可能な頭痛か、あるいは特異的な対処法が奏効する頭痛かを判別することは、的確な問診と体系的な神経学的診察により十分可能である。

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