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臨床研修プラクティス:あなたが起こす医原病

薬剤によるアナフィラキシーショック(前編)

2013/10/17
堀川達弥(西神戸医療センター皮膚科)

 ※この記事は「臨床研修プラクティス」(文光堂)2009年12月号の特集を転載したものです。

ケース

薬剤によるアナフィラキシー症例

51歳女性。以前、ロキソニン(R)内服後に蕁麻疹が出現したことあり。糖尿病の教育入院中に腰痛があり、ボルタレン(R)を服用させたところ、2時間後より蕁麻疹が頸部に出現して躯幹・四肢に拡大、次いで気分不良と呼吸困難を伴うようになった。血圧は70/40mmHg、SpO2は90%と低下。ヴィーン(R)F液の輸液を行い、ボスミン(R)0.3mL(0.3mg)とララミン(R)5mgの筋注およびO2投与を行ったところ、血圧130/80mmHgと回復し、蕁麻疹と呼吸困難も軽快した。後日、皮膚テストを行ったところ、ロキソニン、ボルタレンのスクラッチテストでは陰性であった。

アナフィラキシー

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