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Cadetto Special●冬の救急

【Vol.8】小児の誤飲
咽頭が短い小児なら「直視下で除去」も

2018/01/25
増谷 彩=日経メディカル

(Illustration:Koji Watanabe)

 正月のお楽しみといえば、お年玉。しかし、お年玉袋をコタツに置いて目を離した隙に、乳児が硬貨を飲み込んでしまったようだ─。小児の誤飲を救急外来で訴えられたら、まずは飲み込んだものが何か、どこにあるかをX線画像で確認する。

 飲み込んだものが硬貨ならば、食道に引っ掛かっていたとしても本人が苦しんでいない限り24 時間以内に摘出する「準緊急」扱いとなる。腸管まで達していれば原則、経過観察でよい。

 磁石も食道に引っ掛かっている場合は準緊急で摘出。胃や腸管に達していれば経過観察が原則だ。ただし、これは1個の場合。「2個以上の磁石を飲み込んでいた場合は、予期せぬ位置でくっついて粘膜を挟み、組織を壊死させる恐れがあるため注意が必要だ」と東京都立小児総合医療センターの萩原佑亮氏は話す。

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