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Cadetto Special●冬の救急

【Vol.5】冬の泥酔者
「アルコールのせい」だけじゃないかも

(Illustration:Koji Watanabe)

 忘年会に新年会、飲酒の機会が増える年末年始は、救急外来にも泥酔者が増える。

 まず注意を要するのが急性アルコール中毒だが、確立した治療法はない。嘔吐を繰り返して電解質異常や脱水を来し、末梢循環不全が起きているような場合は輸液による蘇生を行うこともあるが、原則としてアルコールが体内で代謝されるまで安静にし、急変に備え経過観察することになる。

 冬の急性アルコール中毒では、「宴会後に酔ったまま路上で寝てしまったケースなど、20℃台の重症低体温で発見されることもある」と岸和田徳洲会病院(大阪府岸和田市)の薬師寺泰匡氏は話す。

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