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カデット特集●僕たちの2035年

特集◎僕たちの2035年【Vol.5】
「賢い選択」から始める現場の改革
世界で広がるChoosing Wisely

2015/12/16
石垣恒一=日経メディカル

 「保健医療2035」が掲げるビジョンはうなずけるけど、現場での診療に手一杯だし、何かを決められる立場にもない。自分にできることはなさそうと思う若手医師も多いだろう。

 しかし、そうとも限らない。「保健医療2035」では医療提供者の自律的な努力を支援するための具体的なアクション例も示していて、その中の1つのキーワードとして挙げるのが「賢い選択(Choosing Wisely)」だ。

 Choosing Wiselyとは世界各国で広がっている「過剰な医療」を適正化しようというキャンペーン。特に目を引くのが米国で、米国内科専門医認定機構(ABIM)の呼び掛けによって2012年4月、主要9学会がそれぞれの領域で不要な検査・治療ワースト5を発表。趣旨に賛同する学会が続々と参加し、米国のChoosingWiselyサイトには今や400を超える不要な検査・治療が並んでいる。

「要精検」が大きなストレス

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