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カデット特集●ジェネラル魂!

ジェネラル魂!【Vol.4】ジェネラリスト●魂のMessage 横林賢一氏
3拍子そろった「街のお医者さん」目指し猛勉強中
臨床・教育・研究のどれも欲張る

 大学病院に所属し、家庭医療後期研修プログラムの充実に日々努めている横林賢一氏。「子どもの頃からの夢が医師と教師だったんです。大学病院はその夢をどちらも叶えられる貴重な環境」と話す。教育・研究に加え、「比較的珍しい疾患を含めた系統的な診断・治療の考え方を学べる場所」だからだ。大学病院では教育と研究に重点を置き、臨床医としては市中病院で救急医療、在宅クリニックで訪問診療も行っている。

 「僕にはいろいろな野望があるんです」と横林氏。野望の拠点に位置づけるのが2017年に広島市内で設立予定の総合診療クリニックだ。大学病院や地域の医療機関と連携し、「外来や在宅診療に加え、12床程度の病床を備える予定だ」。地域住民が気軽に健康相談ができる「憩いの場」も作るという。

 研究も教育もと欲張る横林氏。クリニックを拠点に「コミュニティー参加型研究(CBPR)に取り組める環境を作りたい」と地域を挙げた臨床研究への意気込みを見せる。研修医や医学生を広く受け入れ、「看護師や保健師を含めた多職種での研究を形にし、世界に発信していきたい」と、その野望は国内にとどまらない。

 家庭医療の教育・研究の力を蓄えるため、海外の大学院に留学するつもりだ。今はその準備のため、午前3時に起きて猛勉強中。「受かると良いのだが…」と笑う。

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