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カデット特集●ジェネラル魂!

ジェネラル魂!【Vol.2】ジェネラリスト●魂のMessage 和足孝之氏
好奇心はとどまることを知らない
理系大学院卒業後に医師の道へ

 「総合診療科の魅力は丁寧な診察により、全身の病態を効率良く診断できること。そして自分が学び、吸収したものを最大限に生かせること」と話す和足孝之氏。様々な中小病院で働く傍ら、東京城東病院では他科からの相談に応じる病棟のコンサルタント的な役割を担い、「“ジェネラル魂”が集う総合内科を立ち上げる準備を進めている」。

 そんな和足氏が自ら目指す医師像は、「研究と教育を担う臨床医」。臨床研究の対象として現在興味を持っているのは医療機関が救急搬送を断る理由と背景だ。この数カ月で働いてきた医療機関は40以上。数多くの施設で診療するうちに、徐々に医療現場の実態が見えつつある。「日本の医療が抱える無駄を減らし、医療機関が救急搬送を断る状況を変えていきたい」。

 そう自信たっぷりに語る和足氏だが、総合診療医に欠かせないのは「学び続けることと専門医に教えを請う姿勢」。専門医と助け合い、「自分の患者ではない」と言わない医師で在り続けることも自らに課すミッションだ。来年からは、専門性をさらに究めるため、米国で公衆衛生を学ぶか、学費や生活費の安いタイで感染症学を学ぶかを秤に掛けている。

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