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カデット特集●イクメン医師、増加中!

イクメン医師、増加中!Vol.3
10日間の“主夫”経験で、妻への支援の必要を実感
森雅紀氏(37歳) 浜松病院(浜松市中区)緩和医療科主任医長

Masanori Mori
2002年京都大卒。沖縄県立中部病院、ベスイスラエルメディカルセンター、MDアンダーソン癌センターなどを経て現職。奥さんは専業主婦、子供は10歳、8歳、5歳、7カ月。
Photo:Noriyuki Kon

 夫婦ともに実家が遠く両親に頼れない。奥さんは妊娠中に切迫早産で絶対安静。上の子供の面倒を見る人がいない──。聖隷浜松病院の森雅紀氏は今年初め、こうした事情が重なり対応を余儀なくされた。4人目が生まれる1カ月間前から17時に仕事を切り上げ、誕生後は平日5日間の育児休業を取って約10日間“主夫”となったのだ。

 2011年まで7年間住んでいた米国でも、診療や研究に追われ家事や育児には多くの時間を割くことができなかったという森氏。10日間だけだが家のことに携わり、「いかに主婦業が大変かを知りました」と実感を込めて話す。

 まず1日3回の食事。「家族の健康を考えて作ったのですが、あまりに質素だったのか、子供たちからは『ヘルシー悲惨料理』と酷評されました」。その他にも掃除、洗濯、買い物、入院している奥さんと第4子のお見舞いなどをこなすと、かなりの体力消耗。「夜にはぐったりと寝てしまいました」と打ち明ける。


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