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カデット特集●田舎で働く

田舎で働く Vol.5
専門医資格は全部へき地で取りました
関 利満氏(釡石のぞみ病院〔岩手県釡石市〕内科)

Toshimitsu Seki
1991年金沢医大卒業後、同大呼吸器内科に入局。95年に学位取得。98年に大学を離れ、岩手県立一戸病院、浜野病院(当時)副院長、公立志津川病院内科部長などを経て、09年より現職。鬼嫁(本人談)との間に一男一女。
photo:Takeshi Inoue

 卒後8年目に医局を辞めて、出身地の岩手で働くことを選んだのは、母親が脳出血で倒れたことがきっかけでした。自分で県の医療局に出向き、病院を紹介してもらいました。

 もともと専門は呼吸器内科なのですが、医局在籍中に外部病院で気管切開や骨髄穿刺、消化器内視鏡、胃瘻造設など、一般内科で必要とされる手技は一通りマスターしていたので、診療面で不安はありませんでした。地縁があったので、初対面の方でも共通の知り合いがいたりして、人間関係で困ることもあまりなかったですね。

 残念ながら母は亡くなってしまいましたが、もともと海が好きなので、以来ずっと、海に近い病院に勤務しています。たまたまそこがへき地と呼ばれる地域だった、という感覚です。患者さんと1対1で深くかかわれる地域医療に、やりがいと喜びを感じています。

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