将来に備えて、財テクに興味を持つ医師は少なくない。調査では、回答者の56%が金融資産を運用していると答えた。その運用先はQ8の通り。この結果について、個人投資家向け金融情報誌『日経マネー』編集長の安原ゆかり氏は、「医師は年収が高いことを考慮しても、資産運用への関心が高い印象を受ける」と話す。
この調査では、複数回答ではあるが4割以上が有価証券を所有している。外貨預金やFX(外国為替証拠金取引)への投資比率も高く、「平均的な個人投資家に比べて、積極的にリスクをとっていく人の割合が高いと感じる」と安原氏。
ただし、下記のように、財テクでの失敗談も多数寄せられた。「多忙な医師には、相場の動きに普段から目を光らせ、即座に対応しなければならない先物やFXは向いていない」とファイナンシャルプランナーの占部氏は話す。現在のような金融不安下にあっては、「減らさない、守るための資産運用を心がけるべきであり、将来の資産を中長期的に作っていきたいのなら、毎月一定額を積み立てていけるような手数料の安い投資信託がお薦め」とアドバイスしている。
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