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カデット特集●新研修制度一期生はここにいる!

新研修制度一期生はここにいる! Vol.3
新制度一期生たちが振り返る初期研修とその後
インタビュー1

 「好きに選べるならば、新医師臨床研修制度と旧来の制度、どちらを選ぶか?」。この問いに対して、「新制度」と答えた人は65.9%。新制度一期生の多くは新制度を前向きに捉えていた。

 「今も当直の際には先輩よりも自信を持って診療に当たれていると思う」「他科へのコンサルテーションがスムーズにできている」「“マイナー科”に進んだ私にとって、各科がどのようなことを考えて診療を行っているかが分かって良かった」。調査の自由回答を見ると、プライマリケアの基本的臨床能力の獲得という新制度導入の目的をある程度達成したと感じている医師は多そうだ。

 大学と市中病院とで評価に違いはあるのか。5段階で自身の初期研修に点数を付けてもらったところ、「十分に指導してもらえたかどうか」について、出身大学での研修が平均3.7点、出身以外の大学が3.7点、市中病院が4.0点という評価。「さまざまな症例を経験できた」も出身大学3.7点、出身以外の大学3.8点、市中病院4.5点と差が付いた。

 結果、「臨床力が身に付いたかどうか」の評価も、出身大学での研修が3.1点、出身以外の大学で3.5点だったのに対し、市中病院は4.1点と高かった。研修直後ではなく、医師としての経験を積み、ほかの医師の臨床力を見た後の評価であることを考えると、初期研修を受ける場所としては市中病院の方が優れているといっていいのかもしれない。

 Vol.3~Vol.6では、初期研修を出身大学以外の大学や市中病院で行った「新しいパスを模索した医師たち」4人に、医師になってからを振り返り、将来をどう考えているか語ってもらおう。

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