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脳波の波形分析の教科書
これが分かれば脳波のリポートが理解できる

2022/02/04
田中 和豊

 前回は脳波の判読方法の教科書を読み、最後の練習問題を解いてみて「やはり脳波は難しい!」と痛感するに至ったことを紹介した。脳波を判読するためには、おそらく心電図と同じくらいトレーニングが必要で、「もう少し勉強すれば、心電図ほどではないにしろ脳波を少しだけでも自分自身で判読できるようになるのではないか」という筆者のほのかな期待は崩れ去った。

 しかし、最初につまずいたところで諦めてしまったら、何事も進歩しなくなる。今回は再度初心に返って、脳波の別の教科書を読んでみることにした。その本が、大熊輝雄・松岡洋夫・上埜高志 著:『脳波判読step by step 入門編 第4版』 医学書院、2006年(分類:教科書、推奨度評価:★★★、推奨時期:後期専攻医~)である。

大熊輝雄・松岡洋夫・上埜高志 著:『脳波判読step by step 入門編 第4版』 医学書院、2006年(分類:教科書、推奨度評価:★★★、推奨時期:後期専攻医~)

著者プロフィール

田中和豊(福岡県済生会福岡総合病院 総合診療部主任部長・臨床教育部部長)●たなか かずとよ氏。慶應大理工学部を卒業後、医師を目指す。94年筑波大医学専門学群卒業。横須賀米海軍病院、聖路加国際病院、アルバートアインシュタイン医科大、ベス・イスラエル病院などを経て、2012年より現職。

連載の紹介

医学書ソムリエ
良い医学書は良い海図のように、臨床の大海原の航海を確実に楽にしてくれるもの。しかし、数多く出版される医学書のどれを読んだらよいのでしょうか。本連載では、筆者の田中和豊氏が、忙しいあなたの代わりに様々な医学書に目を通し、「これは良い」と思ったものだけを紹介します。

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