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心電図の波形を理解するための良書 その2
心電図自動診断はどこまで信用できるか?

2019/12/12
田中 和豊
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 前回は心電図波形の成り立ちを理解するための良書を紹介した。そして、1枚の心電図を系統的に判読するだけでなく、心電図の波形を理解して判読できるようになると、心電図判読は初心者レベルから中級者レベルになったといえることを述べた。今回もまた、心電図の波形を理解するための良書を紹介する。

 心電図判読とは、結局は心電図波形の解析である。第43回で紹介したデュービンの『図解心電図テキスト』の1.心拍数、2.調律、3.電気軸、4.肥大、5.心筋梗塞という系統的判読方法も、第45回で紹介した『3秒で心電図を読む本』の瞬間的心電図判読方法も、方法は異なるが波形を解読している。それならば、波形自体にもっと着目して心電図を読むアプローチがあってもよいのではないか?

著者プロフィール

田中和豊(福岡県済生会福岡総合病院 総合診療部主任部長・臨床教育部部長)●たなか かずとよ氏。慶應大理工学部を卒業後、医師を目指す。94年筑波大医学専門学群卒業。横須賀米海軍病院、聖路加国際病院、アルバートアインシュタイン医科大、ベス・イスラエル病院などを経て、2012年より現職。

連載の紹介

医学書ソムリエ
良い医学書は良い海図のように、臨床の大海原の航海を確実に楽にしてくれるもの。しかし、数多く出版される医学書のどれを読んだらよいのでしょうか。本連載では、筆者の田中和豊氏が、忙しいあなたの代わりに様々な医学書に目を通し、「これは良い」と思ったものだけを紹介します。

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