前回は尿検査と糸球体疾患について理解が深まるDVDを紹介した。今回は、本題の「尿検査」についての良書を紹介する。

 我々医師は、日常診療で当たり前のように尿検査をオーダーしている。しかし、改めて考えてみると、尿検査について体系的に講義を受けたり、尿検査の専門書を読む機会はほとんどなかったように思う。そこで、初心に返って「尿検査」について分かりやすく解説してある書籍を書店に行って探し出した。

 最も勧められる書籍が、河合 忠 監修、伊藤喜久、堀田 修、油野友二 編集:『最新 尿検査 その知識と病態の考え方 第2版』 メディカル・ジャーナル社、2016年(分類:教科書、推奨度:★★★、推奨時期:医学生〜)である。
 本書は、初版が出版された1992年8月以来、尿検査の入門書として親しまれてきた書籍である。一部の臨床検査学教育機関では、教科書の副読本として採用された歴史もある。最新版は2014年に発刊されたが、何と早くも2016年には第2版に改訂されていた!

体系的に理解するために、改めて読んでみよう!の画像