前回は「輸液―電解質−酸塩基平衡」トライアングルの最後として血液ガス生理のバイブルを紹介した。この本では、血液における酸塩基平衡とガス交換の理論の歴史を解説しているが、肺でのガス交換についての詳細な記載はなかった。そこで血液中でのガス交換のバイブルに続いて、今回は肺と血液のガス交換である外呼吸、いわゆる呼吸生理のバイブルを紹介しようと思い立った。
 
 呼吸生理のバイブルと言えば、まず真っ先に思い浮かぶのがJOHN B. WEST, ANDREW M. LUKS 著 桑平一郎 訳 『ウエスト 呼吸生理学入門 正常肺編 第2版』メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2017(分類:古典・原典、推奨度評価:★★★、推奨時期:医学生〜)だ。

呼吸生理のバイブルの画像