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コペンハーゲン学派の聖書
血液ガス生理のバイブル

2018/04/16
田中和豊
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 前回まで約1年以上かけて「輸液―電解質-酸塩基平衡」についての数々の良書を紹介してきた。この1年強ほどの間、幸い筆者もこれらの領域を深く勉強する機会に恵まれた。そして、これらの領域の良書を検索している過程で、筆者は幸運にも一冊の血液ガス生理のバイブルとも言える書籍に邂逅することができたのである。今回はその血液ガス生理のバイブルを紹介する。

 その書籍とは、ポール・アストラップ、ジョン・セバリングハウス 著、吉矢生人、森隆比古 訳 『生理学の夜明け-血液ガスと酸塩基平衡の歴史-』 真興交易医書出版部 1989年(分類:原典・古典、推奨度評価:★、推奨時期:指導医~)である。血液ガス分析のコペンハーゲン学派の教祖であるポール・アストラップとジョン・セバリングハウスが、彼らが血液ガス分析機器を開発するまでに至った歴史を記載した大著である。

著者プロフィール

田中和豊(福岡県済生会福岡総合病院 総合診療部主任部長・臨床教育部部長)●たなか かずとよ氏。慶應大理工学部を卒業後、医師を目指す。94年筑波大医学専門学群卒業。横須賀米海軍病院、聖路加国際病院、アルバートアインシュタイン医科大、ベス・イスラエル病院などを経て、2012年より現職。

連載の紹介

医学書ソムリエ
良い医学書は良い海図のように、臨床の大海原の航海を確実に楽にしてくれるもの。しかし、数多く出版される医学書のどれを読んだらよいのでしょうか。本連載では、筆者の田中和豊氏が、忙しいあなたの代わりに様々な医学書に目を通し、「これは良い」と思ったものだけを紹介します。

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