前々回は皮膚診療―分析的診療方法(皮膚所見のとり方)の良書を1冊、そして、前回は皮膚診療―分析的診療方法(皮膚所見の診かた)の良書を1冊紹介した。今回は、非皮膚科専門医でも診療できる皮膚疾患のコモン・ディジーズについての良書を2冊紹介する。
前回までに紹介した書籍を読んで、皮膚所見がとれるようになり、皮膚診療の秘伝の皮膚所見の診かたまでも「種明かし」されたならば、様々な皮膚疾患を一通り診ることができても不思議はないはずである。しかしだからと言って我々は皮膚科専門医が読むような専門書を、すぐに読みこなせるようになったかというと、現実はそう簡単ではない。
新規に会員登録する
医師または医学生の方は、会員登録すると記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
著者プロフィール
田中和豊(福岡県済生会福岡総合病院 総合診療部主任部長・臨床教育部部長)●たなか かずとよ氏。慶應大理工学部を卒業後、医師を目指す。94年筑波大医学専門学群卒業。横須賀米海軍病院、聖路加国際病院、アルバートアインシュタイン医科大、ベス・イスラエル病院などを経て、2012年より現職。

連載の紹介
医学書ソムリエ
良い医学書は良い海図のように、臨床の大海原の航海を確実に楽にしてくれるもの。しかし、数多く出版される医学書のどれを読んだらよいのでしょうか。本連載では、筆者の田中和豊氏が、忙しいあなたの代わりに様々な医学書に目を通し、「これは良い」と思ったものだけを紹介します。
この連載のバックナンバー
-
2021/02/10
医師・医学生限定コンテンツ -
2020/12/10
医師・医学生限定コンテンツ -
2020/10/15
医師・医学生限定コンテンツ -
2020/07/20
医師・医学生限定コンテンツ -
2020/06/22
医師・医学生限定コンテンツ