Cadetto.jpのロゴ画像

動画で手技を覚え、書籍で知識を深める
内科的筋骨格系診察(リウマチ疾患診察)の良書

2013/12/17
田中和豊

 前回まで3回にわたって、神経学的診察、神経学的診察手技、および神経局在診断についての良書を紹介した。今回は神経学的診察と類似しているが、やはり医師として身につけておきたい筋骨格系診察について考える。

 筋骨格系診察とは、内科で言えばリウマチ疾患の診察であり、外科で言えば整形外科診察である。この筋骨格系診察であるが、学生教育でもあまり重要視されていないような印象がある。筆者の学生時代に教えられた記憶はないし、また正式に勉強した覚えもない。しかし、実際には筋骨格系の主訴を呈する患者の数は多いので、プライマリ・ケアを実践するには、神経学的診察とともに筋骨格系診察の手技は絶対に身に付けておかなければならない。

 今回はまず最初に内科的筋骨格系診察であるリウマチ疾患の診察についての良書を紹介する。筋骨格系診察は神経学的診察と同じように診察手技であるので、やはり最初は書籍よりも動画の方が理解しやすい。そこで、DVDとしてお勧めなのが、岸本暢将著『筋・骨を極める!Dr.岸本の関節ワザ大全 第1巻~第3巻』 CareNet DVD, 2007(分類:教科書、評価:★★★、推奨時期:医学生~)である。

著者プロフィール

田中和豊(福岡県済生会福岡総合病院 総合診療部主任部長・臨床教育部部長)●たなか かずとよ氏。慶應大理工学部を卒業後、医師を目指す。94年筑波大医学専門学群卒業。横須賀米海軍病院、聖路加国際病院、アルバートアインシュタイン医科大、ベス・イスラエル病院などを経て、2012年より現職。

連載の紹介

医学書ソムリエ
良い医学書は良い海図のように、臨床の大海原の航海を確実に楽にしてくれるもの。しかし、数多く出版される医学書のどれを読んだらよいのでしょうか。本連載では、筆者の田中和豊氏が、忙しいあなたの代わりに様々な医学書に目を通し、「これは良い」と思ったものだけを紹介します。

この連載のバックナンバー

この記事を読んでいる人におすすめ